編集後記

 ミレニアム、ミレニアムと言いながら、始まった今世紀も早くも2002年を迎えます。そして、行政をあげてのIT化の取り組みも更に加速度を増しつつあります。そのような時代の流れのなかで、私達の日本透析医学会も単に会員間での情報の共有化あるいは相互の有機的な連携に留まらず、社会へ向かっての提案あるいは啓発をも目指し、しかも、それらを受け止める側との双方向性の意志疎通も念頭に置いて、今回、ホームページを一新することに致しました。

 さてそうなりますと、欲張り心も動きだし、学会雑誌の要約や毎年出される調査統計資料などあれも載せたい、これも載せたいとイメ-ジは膨らむばかりでした。それらを全て実現するためには、膨大なメモリ-が必要であるため、とても不可能に近いと自分自身を納得させるのに多少の時間を要したり、ホームページのデザインをどうするかなどと迷ったりで、計画が持ち上がって、実際に形になるまでにとうとう半年近くたってしまいました。

 しかし、何はともあれ、オープンすることが出来、作成委員一同、まずはホッとしているところです。
 今後、ハ-ドの進歩、基本ソフトの進歩と相俟って、皆様とともになお一層素晴らしいものを作り上げて行ければ幸いです。種々の状況を想定して、可能な限り、対応した積もりですが、気付かずに打ち過ごした部分も多々あると存じます。皆様のご指摘、ご要望には出来る限り応えてゆきたいと存じます。ご一報いただければ、大変有り難く思います。

日本透析医学会ホ-ムペ-ジ作成委員会を代表して、
委員長 佐中 孜
副委員長 山下 明泰

(2001年11月29日)