【重要】透析施設における新型コロナウイルス感染症の症例報告様式の一部変更について(お知らせ)

令和3年3月16日
一般社団法人 日本透析医学会
     会 員  各位
一般社団法人 日本透析医学会        
理事長 中元 秀友
日本透析医会・日本透析医学会・日本腎臓学会
新型コロナウイルス感染対策合同委員会
委 員 長  菊地   勘
副委員長  山川 智之
副委員長  竜崎 崇和
副委員長  南学 正臣

 
透析施設における新型コロナウイルス感染症の症例報告様式の
一部変更について(お知らせ)


 平素より当学会の運営にご協力賜り、厚く御礼申し上げます。
 また、先生方におかれましては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対策につきまして、日夜ご尽力いただいておりますことに対し、改めて心より敬意を表したいと存じます。
先にご案内のとおり、日本透析医会・日本透析医学会・日本腎臓学会による新型コロナウイルス感染対策合同委員会では、透析医療機関におけるCOVID-19患者数を把握するため、治療状況 および転帰を把握するために、透析施設におけるCOVID-19の症例報告について、皆様にご協力をいただいているところであります。
 今般、本年4月より高齢者のワクチン接種が開始され、あわせて透析患者についてもワクチンの接種が開始予定であることに伴い、ワクチン接種の有無が重症化等に関して非常に重要となることから、「透析患者におけるCOVID-19調査票」に、①ワクチン接種の有無及び接種月を追加するとともに、昨今の状況により②治療薬の選択の変更、③重要な合併症の追加(選択性)、④無理のない範囲での検査データの記載追加(自由記載も可)、⑤身長・体重・酸素飽和度の記載の記載、について報告様式を一部変更いたしました。
 つきましては、下記の変更報告様式「透析患者におけるCOVID-19調査(2021年3月改訂版)」により、報告用メールアドレス宛にご報告いただきたくお願い申し上げます。本症例報告は、感染透析患者数と治療状況・転帰の把握および行政への要望、折衝に資する資料として重要なものと考えておりますので、何卒ご理解ご協力をお願いいたします。

・報告用メールアドレス  cvd19_infocenter@saigai-touseki.net

・報告様式  ※ダウンロードしてご使用ください。
     「透析患者におけるCOVID-19調査」(2021年3月改訂版)(EXCELファイル).xlsx
     報告の際には必ず報告用紙にパスワードを付してご提出ください。

 なお、この他、ワクチンに関して、3月末を目途にワクチンの効果発現機序、ワクチンの効果と副反応及び接種に際して患者や職員が注意すべきことなどを簡潔にわかりやすく説明した動画の作成を予定しておりますことをご連絡申し上げます。