慢性腎不全患者の看取りを依頼する際の情報提供書に関するアンケート調査依頼

日本透析医学会
  会 員 各位

  下記のとおり、AMED「高齢腎不全患者に対する腎代替療法の開始/見合わせの意思決定プロセスと最適な緩和医療・ケアの構築」研究班の東京慈恵会医科大学 三浦靖彦先生から「慢性腎不全患者の看取りを依頼する際の情報提供書(案)」に関するアンケート調査依頼がありましたので、お知らせいたします。
 なお、本アンケートにつきましては、AMED研究班からの依頼でありますので、本学会の会員の皆さまには回答について、義務ではございませんのでその旨ご連絡いたします。

  令和3年10月4日

一般社団法人日本透析医学会
理事長 武 本 佳 昭

慢性腎不全患者の看取りを依頼する際の情報提供書(案)に関するアンケート調査へのご協力のお願い

 日本透析医学会会員の皆様方におかれましては、日々、困難な状況の中、ご活躍のことと存じます。
 この度は、『慢性腎不全患者の看取りを依頼する際の情報提供書(案)に関するアンケート調査』へのご協力をいただきたく、ご連絡させていただきました。

 ご存じのように、2020年に日本透析医学会は「透析の開始と継続に関する 意思決定プロセスについての提言」を改定し、提言5において、「患者自ら、または患者家族が透析の中止を希望した場合、一定の要件の下、これを受容する」提言をいたしました。
 それに伴って、今後増加する可能性のある「慢性腎不全患者の看取りの依頼」において、患者さんの看取りを依頼される側の立場と想定していただき、「看取りを依頼されるのであれば、どのような情報の提供を望むか」につき、この度試作いたしました「慢性腎不全患者の看取りを依頼する際の情報提供書(案)」

https://drive.google.com/file/d/1l5NyJYh-yCDBOkAc71-CLuRSkRM08DVd/view?usp=sharing

をご覧いただきながら、そのご感想をいただきたく、アンケート調査を企画いたしました。もちろん、この情報提供書を書く際には、医師だけでなく、メディカルスタッフの方々のご協力も必要と思われますので、ご自身ですべてを記入する必要はないと想定してご回答をお願いいたします。

 本アンケートは、他の学会・団体にも依頼をしておりますので、複数の団体の所属されておられる方におかれましては、ご自身の主たる団体のアンケートにご回答いただきますようお願いいたします。
 ウェブ上の匿名アンケート調査であり、回答者個人や所属施設を特定できる設問はありません。匿名調査のため、回答後の撤回はできません。また、回答したくない設問にはお答えいただかなくて結構です。所要時間は15分程度です。謝礼はございませんが、是非、ご協力をお願いいたします。
研究結果を論文等で公表した後、その概要について学会事務局からのメールにてみなさまにご紹介することを予定しています。

 本研究は、AMED「高齢腎不全患者に対する腎代替療法の開始/見合わせの意思決定プロセスと最適な緩和医療・ケアの構築」研究班、および科研費 基盤研究(B) 医療・ケア現場における、「人間の尊厳」を中心とした対話のための包括的研究の一環として、東京慈恵会医科大学研究倫理委員会による承認(33-186号)を受けて、行われております。

ご協力いただける方は下記からアンケートにお進みください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScWj0QfeWDDLaZKF_q5IIyt1_qtgkNQwb2gf54e7kOuwqj7Pw/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0&usp=mail_form_link

締め切り 2021年11月30日

研究代表者:東京慈恵会医科大学 総合診療内科 三浦靖彦
本研究に関するお問い合わせ先:
東京慈恵会医科大学附属柏病院 管理課 04-7164-1111 内線 2185