【 重要 】VA血管内治療認定医登録済の皆様への重要なお知らせ

日本透析医学会
 VA血管内治療認定医登録済みの皆様
 
一般社団法人日本透析医学会
理事長 武本佳昭
 
VA血管内治療認定医登録済の皆様への重要なお知らせ

日頃は当会VA血管内治療認定医制度にご理解いただき感謝申し上げます。

先日事務局から送信いたしました通り(HPへも記載済)、
DCB適正使用指針に引き続き人工血管被覆ステントバイアバーンの適正使用指針にも
VA血管内治療認定医が必要となります(今期の専門医に不利益にならないよう2025年4月1日から変更)。

また一方、本資格は更新制となっており、
先生方におかれましては認定期限の終了前に更新の申請が必要となります。

もし万が一提出物の不備があった場合には本資格の更新ができずに資格を失うこともあり得ます。
その際には新規に再取得いただけるまでの間、
現在2つの適正使用指針を満たさなくなりますので使用ができないことになります。

診療報酬に紐づいた公的な意味合いを持つ本制度の厳正な運用は
当会の信頼性を高めるためにも必須な事項であります。
その観点から先生方が取得された申請時より必要事項が厳しくなっておりますので、
今から準備をお願いいたします。

審査基準はHP ( https://www.jsdt.or.jp/va-specialist/3716.html  )に記載の
新規申請時の必要書類に準じます。ご確認ください。
大きな改正点としては手術記録の完備が求められます。
透析シャントPTAは手術コードに記載された手術です。手術記録のカルテへの保存は義務であり、
診療報酬の請求には必須事項です。

医療法施行規則 第1条十(抜粋)5 

第三項第二号の手術記録には、次に掲げる事項が記載されていなければならない。

一 手術を行った医師の氏名
二 患者の氏名等手術記録をそれぞれ識別できる情報
三 手術を行った日
四 手術を開始した時刻及び終了した時刻
五 行った手術の術式

とあり、手術内容は当然のことながら上記は必須です。
各御施設の手術記録がこの要件に適しているか否かご確認いただき、整備をお願いいたします。

更新されませんと前述の如く、診療に大きな影響を及ぼす可能性があります。
更新時の適切な資料を提出いただけませんと更新できませんので、
繰り返しになりますがご注意をお願いいたします。