日本透析医学会統計調査の結果報告方法の変更について

会 告
2021年12月
一般社団法人日本透析医学会   
理事長 武本佳昭
統計調査委員会委員長 花房規男
 
 
日本透析医学会統計調査の結果報告方法の変更について


平素は日本透析医学会統計調査にご協力を賜り誠にありがとうございます。
この度、日本透析医学会統計調査の結果報告方法が一部変更となりますのでお知らせ致します。

2018年12月の会誌51-12号の会告「日本透析医学会統計調査の結果報告方法の変更」でお知らせしました通り、2017年の集計から「図説 わが国の慢性透析療法の現況」の発行を廃止し、透析会誌12号にフルカラーで現況報告の掲載を始めました。このことにより、施設会員に加え、個人会員にも統計調査の結果を配布できるようになりました。また、「図説現況」を「和文報告書」に集約することでほぼ同一内容を解説文や装丁を変えて発行することに費やされる経費と労力が軽減されました。

この度、同会告内 「2020年調査の集計から『わが国の慢性透析療法の現況CD-ROM版』のCD-ROMとしての配布を廃止する件」を実施し、本学会ホームページの会員専用ページのみでの公開となります事を改めてお知らせ致します。

配布を止める理由として、一つ目は、Web-based Analysis of Dialysis Data Archives (WADDA)システムが稼働し、会員は最新データに基づく随意のより詳細な帳票出力が可能になり、「CD-ROM現況」の必要性が低下した事です。二つ目は、「CD-ROM現況」に収載されている帳票に修正点が見つかった場合、学会ホームページ上のデータは更新可能ですが、会員の手元にある「CD-ROM現況」内のデータは更新が出来ません。「CD-ROM」という媒体を廃止する事で、ホームページ上の正確な最新データの利用を促す事が出来ます。

本学会の重要な知的財産である統計調査結果を多くの会員の皆さまに安心してご利用いただくために、どのような報告方法がよいか検討を重ね、引き続き統計調査結果利用の利便性を高めてまいりたいと存じます。もしお気づきの点がありましたら、お知らせいただければと存じます。会員の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。